志學館大学では、教員の資質・能力向上の取組として、「学生による授業評価」アンケート、「FD研究会」、教員相互の「授業公開」、学生との「ランチ懇談会」等を実施しています。

学生による授業評価

「学生による授業評価」アンケートを、平成12(2000)年度から毎セメスター末に実施しています。科目別の集計結果は科目担当者に返却され、全体の集計結果を学生にも公開しています。

授業担当者は結果を受けて、フィードバックコメントを作成しています。フィードバックコメントには、次年度の改善策を含めることにしており、次年度の授業終了後には実施した改善策について自己評価を行なうことにより、PDCAサイクルに基づいた授業改善に取り組んでいます。

授業公開

教員が相互に授業を参観する「授業公開」を、平成20(2008)年度から実施しています。参観した教員は授業担当者にコメントをフィードバックし、コメントに基づいて、授業担当者は授業改善のアイディアを検討します。平成25(2013)年度からはすべての科目を原則すべて公開することになりました。

学生とのランチ懇談会

「学生とのランチ懇談会」を平成23(2011)年度後期から毎年開催しています。FD活動に資するような、学生からの授業や学習に対する率直な意見を収集することを目的とし、平成26(2014)年度から学生からの意見を整理し、学生の満足度を高めるための対策等を検討後、教員にフィードバックを行っています。

FD研究会

「FD研究会」を平成16(2004)年度から毎年開催しています。授業設計や方法上の工夫、その他FDに資する内容について講演会等やワークショップ等を通じて情報を収集したり、教員相互が情報共有したりすることを目的としています。また、全教職員参加による「教職員合同研修会」を年1回実施しています。その他、eラーニングによる授業改善のための研修会を開催しています。

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

年度 回数 開催日 テーマ
平成26年 第1回 2014年6月25日(水) PDCAを取り入れた組織的なFD活動
第2回 2014年11月26日(水) 高等教育における学びのユニバーサル・デザイン
平成27年 第1回 2015年6月24日(水) 科目マトリクスに基づいたシラバスの作成
第2回 2015年12月16日(水) 反転学習とアクティブラーニング
平成28年 第1回 2016年10月6日(木) 初年次教育において学生の学ぶ意欲にどのように火をつけるか-体験学習のマジック
第2回 2016年11月30日(水) 社会人基礎力を養う大学教育
平成29年 第1回 2017年9月6日(水) 【PartI】学校教育法等と学則との関係について
【PartII】入試制度改革等について
【PartIII】平成29年度改革総合支援事業と経営強化集中支援事業について
第2回 2017年9月27日(水) ・現行の事業評価システムに対する評価と改善法
・広く授業評価に関連する問題全般
平成30年 第1回 2018年7月25日(水) 志學館大学におけるアクティブラーニングの現状と課題
第2回 2018年9月5日(水) 【PartI】心のバリアフリー
【PartII】ISO9001とPCM法を利用した大学教育の質保証
【PartIII】質保証に向けた授業改善、成績評価、シラバス作成方法について
令和元年 第1回 2019年7月24日(水) アクティブラーニングの問題点の克服
令和2年 第1回 2020年7月29日(水) アクティブラーニングへの支援
令和3年 2021年9月1日(水) 第4次中期計画策定に向けてのグループディスカッション
令和4年 第1回 2022年8月31日(水) 【Part1】①第4次中期計画とマニュアルについて ②「改革総合支援事業」と「教育の質」
【Part2】③入試制度改革と高大連携 ④Society5.0対応プログラムについて
【Part3】⑤オープンな教育リソース(講義材料、教育ソフトウェア等)を活用した授業再開
第2回 2022年9月14日(水) 【Part1】通信アプリDiscordについて
【Part2】Discordの使用方法
令和5年 第1回 2023年8月30日(水) 【Part1】ナイスティーチャー講演
【Part2】科研費獲得研究紹介
【Part3】GIGAスクール構想と鹿児島県の「教育情報化」の取組
第2回 2023年9月11日(月) 障害のある学生の学生支援・合理的配慮について(オンラインセミナー)

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