日本語教員とは
日本語教員とは、日本語を第一言語(母語)としない人々の日本語学習を、指導・支援する教員のことです。
日本語教員養成副専攻
志學館大学の日本語教員養成副専攻は1988年4月に開設されて以来、多くの日本語教員(日本語教師)を輩出してきました。日本語教員養成副専攻は、日本語教員(日本語教師)を養成する課程で、日本語を外国人に教えるために必要な知識・技能を修得することを目的としています。
本学の学生であれば、学部・学科を問わず誰でも履修することができます。所定の単位(必修24単位、選択必修8単位以上、合計32単位以上)を修得した学生には、卒業時に「志學館大学日本語教員養成副専攻修了証」が授与されます。「志學館大学日本語教員養成副専攻修了証」は、国内外の日本語教育機関に日本語教師として応募する時などに有効です。
外国人に日本語を教えたい人、外国人と交流をしたい人、外国で働きたい人はもちろん、言語や文化に関心がある人を歓迎します。
科目一覧
日本語教員養成副専攻 科目一覧
※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。
区分 | 本学の授業科目 | 単位 | 配当年次 | 開講期 | 授業形態 | 必修/選択必修 |
---|---|---|---|---|---|---|
社会 文化 地域 |
日本語教育概論I | 2 | 2 | 前期 | 講義 | 必修 |
日本の歴史 日本の文学 民俗学概論 |
2 2 2 |
1 1 1 |
前期 前期 前期 |
講義 講義 講義 |
1科目選択必修 | |
言語と社会 | 社会言語学 | 2 | 2 | 後期 | 講義 | 必修 |
異文化コミュニケーション コミュニケーション論 |
2 2 |
1 3 |
後期 前期 |
講義 講義 |
1科目選択必修 | |
言語と心理 | 知覚・認知心理学 学習・言語心理学 |
2 2 |
3 3 |
前期 前期 |
講義 講義 |
1科目選択必修 |
言語と教育 | 日本語教育概論II 日本語教授法I(注1) 日本語教授法II(注2) 日本語教育実習(注3) |
2 2 2 2 |
2 3 3 3 |
後期 前期 後期 後期 |
講義 演習 演習 実習・演習 |
必修 必修 必修 必修 |
比較教育概論 教育の方法と技術 |
2 2 |
3 3 |
後期 後期 |
講義 講義 |
1科目選択必修 | |
言語一般 | 日本語の表現 日本語学概論 日本語学演習 対照言語学(注4) 日本語の音声 日本語の文法 |
2 2 2 2 2 2 |
1 1 2 2 2 3 |
前期 前期 後期 前期 後期 後期 |
演習 講義 演習 講義 講義 講義 |
必修 必修 必修 必修 必修 必修 |
※注1 「日本語教育概論I」「日本語教育概論II」を履修済み又は履修中の者のみ受講可。
※注2 「日本語教授法I」を履修済みの者のみ受講可。
※注3 「日本語教授法I」が履修済みで、かつ「日本語教授法II」を履修済み又は履修中の者のみ受講可。
※注4 隔年開講科目です。西暦の奇数年度(2023年度、2025年度、…)に開講されます。
【修了要件】 本プログラムを修了し履修証明書を取得するためには、必修科目24単位および選択必修科目8単位以上、合計32単位以上を取得しなければなりません。
履修方法の一例 ※日本語教員養成副専攻を修了するための最短所要期間は2年です。
※下図は画面に収まらない場合、
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区分 | 本学の授業科目 | 単位 | 配当年次 | 1年次または 2年次 |
2年次または 3年次 |
3年次または 4年次 |
---|---|---|---|---|---|---|
社会 文化 地域 |
日本語教育概論I | 2 | 2 | ● | ||
日本の歴史 日本の文学 民俗学概論 |
2 2 2 |
1 1 1 |
◯ |
|||
言語と社会 | 社会言語学 | 2 | 2 | ● | ||
異文化コミュニケーション コミュニケーション論 |
2 2 |
1 3 |
◯ |
|||
言語と心理 | 知覚・認知心理学 学習・言語心理学 |
2 2 |
3 3 |
◯ |
||
言語と教育 | 日本語教育概論II 日本語教授法I(注1) 日本語教授法II(注2) 日本語教育実習(注3) |
2 2 2 2 |
2 3 3 3 |
● |
● ● ● |
|
比較教育概論 教育の方法と技術 |
2 2 |
3 3 |
◯ |
|||
言語一般 | 日本語の表現 日本語学概論 日本語学演習 対照言語学(注4) 日本語の音声 日本語の文法 |
2 2 2 2 2 2 |
1 1 2 2 2 3 |
●
|
● ●
|
● ● ● |
※注 ◯は選択必修科目 ●は必修科目
修了生の活躍
修了生の活躍
本学の「日本語教員養成副専攻」を修了した方々は、国内外の様々な日本語教育機関(日本語学校・大学・専門学校・高等学校等)で日本語教師として活躍しています。
海外の主な就職先
シンガポール・タイ・中国・台湾・韓国・アルゼンチン・パラグアイ・ベトナム等の日本語教育機関(日本語学校・大学)
国内の主な就職先
鹿児島・宮崎・大分・京都・大阪・兵庫・東京等の日本語教育機関(日本語学校・大学・専門学校・高等学校等)