鹿児島市長との意見交換会を開催しました<地域産業論演習>
- お知らせ
令和7年1月20日(月)法学部専門教育科目【地域産業論演習】の一環として、鹿児島市の下鶴隆央市長をお招きし、学生との意見交換会を実施しました。
地域産業論演習では、鹿児島市との連携により、地域の特徴や産業構造、地域開発の基礎理解のうえで、企業・自治体施設等の実地見学とワークショップを行い、地域における課題を設定し、その解決に向けた施策案の作成と提言プレゼンテーションを実施しています。特に今回は、自治体のトップと積極的に交流できる貴重な学習機会を次に活かすことが柱の1つとなっています。これらにより、様々な職業人を含めた他者と積極的に意見を交換しながら、地域・産業理解を進め、当事者意識と課題解決意識を高め、自己の就業観の醸成にもつなげることを目標にしています。
今回の意見交換会では、飯干紀代子学長も同席の中で、履修者51名が8つのグループに分かれて下鶴市長へ様々な提言等を行いました。
提言等の主な内容は次の通りです。
・鹿児島市の公共交通事業に関する提言案(新規アプリケーション開発による、公共交通機関の利便性向上)
・平川動物公園サファリパーク化計画
・『Kagoshima Vibe Hub』Project(学生ボランティアやベンチャー「お試し経営」を取り入れ、商業施設等を備えた大型スタジアム)
・若者起業家応援対策(特に自由なシェアハウスや伝統工芸を活かす施策)
・音楽の街かごしま市(かごしまから新たなアーティストを)
提言に対して下鶴市長から一つ一つ丁寧に回答をいただき、活発な意見交換となり、学生たちにとっても貴重な体験となりました。
下鶴市長は最後の挨拶で「自分たちのまちのことを“自分事”として捉え、選ばれる魅力あるまちづくりに一緒に取組んでいってほしい」と述べられました。
なお、本学と鹿児島市は平成28年11月1日に生涯教育及び地域社会に貢献する人材の育成に関して、包括連携協定を締結しています。





