茶谷 誠一 (チャダニ セイイチ)
- 所属 : 人間関係学部 人間文化学科
- 職名 : 教授
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就任年月 | 2018年4月 |
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学歴(大学卒以降) | 1995年3月 明治大学文学部史学地理学科卒業 1997年3月 明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了 2006年9月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了 |
学位 | 博士(文学) |
職歴(研究歴) | 2000年4月 私立立教池袋中学校・高等学校社会科非常勤講師(~2007年3月) 2006年4月 明治大学文学部兼任講師(~2015年3月、2016年4月~2018年9月) 2007年4月 立教大学立教学院史資料センター学術調査員(~2009年3月) 2007年4月 立教大学文学部、観光学部兼任講師(~2008年3月、2009年4月~2018年9月) 2007年4月 都留文科大学非常勤講師(~2010年3月、2016年4月~2019年3月) 2009年4月 成蹊大学文学部助教(~2014年3月) 2009年9月 明治大学商学部兼任講師(~2011年3月) 2010年4月 立教大学大学院文学研究科兼任講師(~2010年9月) 2014年4月 立教学院展示館事務員(~2018年8月) 2014年4月 成蹊大学文学部非常勤講師(~2018年9月) 2015年4月 淑徳大学人文学部非常勤講師(~2018年9月) 2017年4月 立教大学経済学部兼任講師(~2018年9月) 2018年9月 志學館大学人間関係学部准教授(~2020年3月) 2019年4月 放送大学鹿児島学習センター客員准教授(~2020年4月) 2020年4月 志學館大学人間関係学部教授 2020年5月 放送大学鹿児島学習センター客員教授 |
授業科目 | 【学部科目】 学問へのステップⅠ・Ⅱ,社会史Ⅰ・Ⅱ,歴史地理入門(分担),歴史学特講Ⅰ,歴史学演習Ⅰ・Ⅵ,総合教養講座Ⅰ,日本史概論,卒業研究Ⅰ・Ⅱ,卒業論文 |
所属学会 | 日本史研究会、歴史学研究会、日本政治学会、日本歴史学会 |
社会連携活動 | 歴史学会理事(2011年1月~2015年12月) 奈良県「日本と東アジアの未来を考える委員会」委員(2012年4月~2015年3月) |
専門分野 | 日本近現代史 |
研究テーマ | ①近代天皇制の構造分析 ②近現代の政治外交史 ③象徴天皇制の分析 |
研究業績(著書) | 『象徴天皇制のゆくえ』(編著)志學館大学出版会,2020年 『象徴天皇制の成立』NHK出版,2017年 『「昭和天皇実録」講義』(編著)吉川弘文館,2015年 『牧野伸顕』吉川弘文館,2013年 『宮中からみる日本近代史』ちくま新書,2012年 『昭和天皇側近たちの戦争』吉川弘文館,2010年 『昭和戦前期の宮中勢力と政治』吉川弘文館,2009年 |
研究業績 (論文) | 「『終戦工作』における宮中勢力の動向」片山慶隆編『アジア・太平洋戦争と日本の対外危機』ミネルヴァ書房,2021年,第4章 「政治史における『宮中』」『歴史評論』第817号,2018年 「『側近日誌』(木下道雄)と『寺崎英成・御用掛日記』」黒沢文貴・季武嘉也編著『日記で読む近現代日本政治史』ミネルヴァ書房,2017年,第13章 「新史料発見 御用掛・寺崎英成一九四九年日記」『中央公論』2015年9月号,2015年 「宮中勢力による社会経済問題への対応」粟屋憲太郎編『近現代日本の戦争と平和』現代史料出版,2011年,第2章 |
研究業績(その他) | 「昭和天皇と宮中」(項目執筆)岩城卓二ほか編『論点・日本史学』ミネルヴァ書房,2022年 『昭和天皇拝謁記』第1巻~第6巻(編集)岩波書店,2021年~2022年 『関屋貞三郎日記』第1巻(編集)国書刊行会,2018年 「幼少期から青年期の昭和天皇」『別冊宝島 昭和天皇秘録』宝島社,2017年 『金原節三陸軍省業務日誌摘録』前編(編集),現代史料出版,2016年 「『昭和天皇実録』で明らかになった昭和天皇と太平洋戦争の真実」『歴史人』2015年1月号,KKベストセラーズ,2014年 『遠山郁三日誌 1940-1943 戦時下ミッション・スクールの肖像』(編集)山川出版社,2013年 「大正後期・昭和初期の日本社会と宮中」『明治聖徳記念学会紀要』復刊第51号、2014年 『日中戦争 対中国情報戦資料』全10巻別冊1(編集)現代史料出版,2000年 |
特記事項 | イギリスの歴史家E.H.カーは『歴史とは何か』のなかで、「歴史とは現在と過去との対話である」という有名な一節を記しています。カーがいうように、歴史とは年号や人物、事件を覚えるだけの暗記科目ではなく、過去に起きた事象の背景や原因を分析することで、現代や将来の生活に活かす教訓を導きだす学問です。私もこの点を重視しながら授業をすすめていきます。 |