三浦 卓 (ミウラ タク)

  • 所属 : 人間関係学部 人間文化学科
  • 職名 : 教授

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就任年月 2016年4月
学歴(大学卒以降) 1999年3月 慶應義塾大学文学部文学科国文学専攻卒業
2001年3月 慶應義塾大学文学研究科国文学専攻前期博士課程修了
2007年3月 慶應義塾大学文学研究科国文学専攻後期博士課程単位取得満期退学
学位 修士(文学)
職歴(研究歴) 2000年6月 嘉悦女子高等学校 非常勤講師(~2000年6月)
2005年4月 慶應義塾中等部 非常勤講師(~2006年3月)
2006年4月 中央大学附属高等学校 兼任講師(~2012年3月)
2010年4月 大妻女子大学 非常勤講師(~2016年3月)
2012年4月 慶應義塾大学 非常勤講師(~2014年3月)
2013年4月 国士舘大学 非常勤講師(~2016年3月)
2013年4月 慶應義塾志木高等学校 非常勤講師(~2016年3月)
2016年4月 志學館大学 人間関係学部 講師
2019年4月 志學館大学 人間関係学部 准教授
2024年4月 志學館大学 人間関係学部 教授
授業科目 【学部科目】
学問へのステップI・II,日本語日本文学入門,日本の文学,近代文学講読I・II,近代文学特講I・II,日本文学史II,国語科教育法I・II,卒業研究I・II
所属学会 日本近代文学会,昭和文学会,川端康成学会,慶応義塾大学国文学研究会,慶応義塾大学芸文学会,三田国文の会,近代文学合同研究会
社会連携活動 三田国文の会 運営委員(1999.4~2001.3)
近代文学合同研究会 運営委員(2003.4~2019.3)
          会計(2005.4~2007.3)
          論集編集責任者(2012.4~2014.3)
          運営委員長(2015.4~2017.3)
昭和文学会 会務委員(2013.6~2016.6)
川端康成学会 編集委員(2022.4~)
専門分野 日本近現代文学,国語科教育
研究テーマ (1)昭和10から20年代の文学
(2)川端康成研究
(3)戦前期週刊誌研究
研究業績(著書) 『〈転生〉する川端康成 Ⅰ』(共著)文学通信、2022年11月
『日本文学の見取り図 宮崎駿から古事記まで』(共著)ミネルヴァ書房、2022年2月
『川端康成作品研究史集成』(共著)鼎書房、2020年9月
『現代女性作家読本⑳ 林真理子』(共著)鼎書房,2015年9月
『山本実彦旧蔵 慶應義塾図書館所蔵 改造社出版関係資料』(分担執筆)雄松堂出版,2010年2月
研究業績 (論文) 「文壇ゴシップを随筆として書くこと―『サンデー毎日』の川端康成―」川端文学への視界34,2019年6月
「教室でミステリを考えること―江戸川乱歩『二銭銅貨』を中心に―」志學館大学教職センター紀要第2号,2017年3月
「女語りとしての(内的独白)―「新心理主義」再考に向けて,川端康成『針と硝子と霧』を中心に―」川端文学への視界31,2016年6月
「川端康成「生命の樹」と『婦人文庫』という場―かつての『少女の友』読者の戦後―」芸文研究第百九号第一分冊,2015年12月
「単行本『哀愁』の構造―川端康成の戦前/ 戦後再考にむけて」川端文学への視界29,2014年6月
「「非現実的な見方」の困難―川端康成・創元社版『雪国』をめぐって―」近代文学合同研究会論集第10号『10号記念自由論文特集』,2013年3月
「「いのちの初夜」を越えて―北條民雄「道化芝居」論―」昭和文学研究第61集,2010年9月
「『少女の友』のコミュニティーと川端康成「美しい旅」―〈障害者〉から〈満洲〉へ―」日本近代文学第80集,2009年5月
「変節を隠蔽する構図―昭和十九年の夕刊廃止と室生犀星「山吹」―」昭和文学研究第50集,2005年3月
研究業績(その他) 『坂口安吾大事典』(項目執筆)勉誠出版、2022年6月
『三浦哲郎全作品研究事典』(項目執筆)鼎書房、2020年8月
特記事項 「物語」の一つの定義として「時間的展開がある出来事を言葉で語ったもの」というものがあります。であれば、私たちの周りには「物語」があふれています。友達が語る昨日の出来事から世界情勢を語るニュースの言葉に至るまで、そこには必ず「物語」があるのです。「物語」のひとつのあらわれである文学をはじめとした創作物を丁寧に読み解くことは、そのような「物語」を読み解く力=生きる力を身につけることにつながるでしょう。ともに、楽しみつつ「物語」をひもといてみませんか?
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