人間関係学部心理臨床学科 社会産業心理コース

上原 弥紗さん

出身校:鹿児島南高等学校

所属の学科を選んだ理由を教えてください。

高校のとき音楽や呼吸法に触れる機会が多く、音楽や呼吸が人に与える心理的影響ついて知りたいと思うようになり、そこから心理学に興味を持ったため、心理臨床学科を選びました。
また、就職のことを考え、将来的に役立つスキルの習得や、自分が苦手とするグループディスカッションなどの上達を見込んで「社会産業コース」などを志望しました。

好きな授業と理由を教えてください。

印象に残っている授業が2つあります。
1つ目は「心理的アセスメント」です。レポート作成は苦手でしたが、実際行われている心理療法を体験することは、この授業ならではの貴重なものでした。また、アセスメントを通じて自分を客観視することができ、自分を見つめ直すきっかけにもなったこともあり、とても印象に残っています。

2つ目は「社会産業実習」です。講義の前半では心理的側面からのアプローチ方法を学び、そこで得た知識をもとに、後半で販売実習を行いましたが、お金を出して買ってもらう難しさや商売を目的としている企業の凄さを感じました。

志學館大学を選んでよかったなと思う部分を教えてください。

資格講座が学内で行われているため、利用しやすいです。
毎週水曜日に行われている進路支援プログラムもとても充実しており、資料の提示や、テキストの貸し出しなどの支援をしてくださいます。少人数制のため、支援の一つ一つが手厚いです。
また、他学科(人間文化学科、法律学科、法ビジネス学科)の講義も受けることができるので、さまざまな分野を学ぶことができます。

あなたの学校生活を教えてください。

社会産業心理コースに所属し、社会心理学や組織心理学に興味を持ち、対人関係における心の状態やストレスの仕組み、解消法を学んでいます。資格取得やボランティア、インターンシップにも意欲的に取り組んでいます。
こうした取り組みなどを通じ、日常的に自分の考えを持つことの大切さを改めて知ることになりました。

これまで学んだことが日常生活で影響した場面があれば教えてください。

産業・組織心理学の講義で広告の技法について学び、広告が心理的な影響を与えることを知りました。
なかでも、他人がゲームをプレイしている映像を広告として流すことが与える影響は印象的です。
それは広告を見ている人に対して「自分だったらもっと上手にできるのに!」と思わせることで、ゲームのダウンロードにつなげるというもので、そういう意図があるのかと新たな発見になりました。

現時点で考えている進路と理由を教えてください。

鹿児島に貢献したく、一般企業への就職か公務員を目指しています。

先生方との印象的なエピソードがあれば教えてください。

インターンシップの審査段階でエントリーシートが必要だったのですが、担当の先生がとても親身に添削指導をしてくださりました。

受験生へ一言お願いいたします。

さまざまな分野に特化した先生方が集まっているため、どの分野に対しても詳しく知ることができます。
心理についてより深く学びたい人にとてもおすすめです。
また、大学生活は1年間のうち、3分の1が休みなので自分のやりたいことが思う存分できるのが、大学生の最大の特権だと思います。