発達支援センターのお知らせ

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発達支援センターについて

人は子どもから高齢者まで、その生涯をかけて発達していきます。志學館大学発達支援センターでは、その発達過程でのつまずきや生きづらさを抱えている方々が、地域の中で自分らしく生きる力を取り戻し、次のステップへすすんでいけるように支援を行っています。また当センターは、心理臨床学の教育・研究を行うことを目的とした大学院生の実習・研修の場としての役割も担っています。

発達支援センターの三つの活動

1.大学院生の研修 2.発達の相談 3.セミナー研修

支援内容

乳幼児期

はっきりとした障害は認められないが、なんとなく『育ちにくさ』を抱えている子どもとその保護者。

  • 親子並行支援

    保護者の相談と子どもの療育を並行して行います。

  • 個別相談・療育

    その子の育ちに合わせた個別の療育を行います。(必要に応じて発達検査などを行います)

  • 集団療育

    親子グループのふれあい活動を通した療育および親子支援を行います。

児童・思春期

発達の凸凹【でこぼこ】(自閉スペクトラム症、限局性学習症、注意欠如・多動症(ADHD)、発達性協調運動症など)や高次脳機能障害などがあり、学習や友人関係で悩んでいる児童・生徒とその保護者。

関連機関へのコンサルテーション。

  • 親子並行支援

    保護者の相談と子どもの療育を並行して行います。

  • 個別相談・療育

    その子の育ちに合わせた個別の療育や気持ちの安定のための心理療法などを行います。

  • 集団療育(小・中学生対象)

    • 仲間(居場所)体験とグループ活動を通した自信の回復と発達促進プログラム。
    • <発達促進プログラム>
      • 音楽・絵画・創作・表現・SSTなどの共同作業体験。
      • デイキャンプなどの集団生活体験。
    • 集団療育参加の際の留意点
      • まず親子並行支援や個別療育を受けていただきます。
      • お子様が集団療育を受けている間、保護者の方は「親の会」に参加していただきます。

成人期

18歳以上で発達の凸凹【でこぼこ】(自閉スペクトラム症、限局性学習症、注意欠如・多動症(ADHD)発達性協調運動症など)や高次脳機能障害などがあり、対人関係や社会生活で悩んでいる方。

関連機関へのコンサルテーション

  • 個別相談・療法

    その方の生活上の悩みや社会生活への適応に関する相談

  • 集団療法

    同じような悩みを持つ仲間集団によるピア・サポート体験

※個人情報の保護義務を遵守いたします。

料金及び面接時間

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

面接 初回 受理面接(1~1.5時間) 3,500円
2回目以降 個別療育(1回50分) 2,500円
集団療育(1回2時間) 1,500円
親子並行支援(1回50分) 3,500円
コンサルテーション 1ケース 2,500円
スーパーヴィション 1回 4,500円
発達検査 1,500円~2,500円
紹介状・意見書・情報提供書 1通 1,500円
キャンセル料 1回(当日) 1,500円

相談の申し込み

  • 完全予約制です。
  • 相談のご予約はお電話でお願いいたします。
  • お電話で受付後、2~3週間お待ちいただき、お引き受け可能か検討させていただきます。
  • お引き受け可能と判断された場合、担当者決定後、当センターより初回面接日時についてお電話をいたします。
  • 現在、医療機関(精神科・心療内科・小児科など)やカウンセリングに通われている方は、担当者と相談の上お申し込みください。紹介状や情報提供書が必要になります。
  • ご相談内容によっては、医療機関や他の機関をご紹介することもあります。
  • 申込みの状況により、初回面接開始までお待ちいただく場合があります。

医療機関ではありませんので、健康保険は適用できません。
診断や処方といった医療行為はできませんので、ご了承ください。

電話受付時間

月曜日〜金曜日(※水曜日を除く) 13:00〜16:00

TEL. 099-257-0303(直)※受付時間以外のご用件は留守番電話で承ります。

面接時間

月曜日〜金曜日(※祝日を除く) 9:00〜17:00

※春期・夏期・年末年始および大学行事の際に閉室期間があります。

発達支援センタースタッフ

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

センター長 花形 武(准教授) 臨床心理学
センター主任 野元 明日香(講師) 臨床心理学
支援指導員 飯干 紀代子(教授) 神経心理学・高次脳機能障害学・高齢障害学(認知症)
大島 英世(教授) 臨床心理学・動作療法
松本 宏明(教授) 臨床心理学・家族療法・短期療法
胸元 孝夫(教授) ※ 心身医学・一般内科学・産業保健
山喜 高秀(教授) 発達臨床心理学・臨床心理学(児童・思春期心理治療)
白井 祐浩(准教授) 臨床心理学・スクールカウンセリング・人間性心理学
志賀 希子(講師) 臨床心理学
畑田 惣一郎(講師) 臨床心理学・認知行動療法・森田療法的アプローチ
前野 明子(講師) 臨床心理学・障害者就労支援
川津 優(助教) 臨床心理学・認知行動療法
支援指導員(非常勤講師) 川元 美穂子 臨床心理学・発達臨床心理学
久野 夕子 臨床心理学
委託支援指導員 山喜 義枝 発達臨床心理学
センター職員 後藤 知紀
委託補助員 佐伯 実紅
事務員 井上 千鶴
岩下 加奈子
顧問 中川 潔 ※ 中川クリニック院長(精神科医)

ご相談には公認心理師、臨床心理士、医師(※)が対応します。

研修会

定期的に学外から講師を招いて研修会を行っており、様々な領域の最前線で実践や研究をされている先生方による研修を受講することができます。

研修会講師と研修テーマの一例(一部抜粋、所属は当時のもの)

※下図は画面に収まらない場合、
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講師 研修テーマ
仲真紀子先生
(国立研究開発法人理化学研究所理事、北海道大学名誉教授)
「子どもの言葉に耳を澄ませるー事実の調査と司法面接ー」
山上敏子先生(早良病院 精神科医) 「方法としての行動療法」
村瀬嘉代子先生(日本臨床心理士会会長) 「これからの発達支援に求められるもの」
松木邦裕先生(京都大学大学院教授) 「入門 精神分析的理解と援助」
鴨志田祐美先生(えがりて法律事務所弁護士) 「発達障害に関わるさまざまな専門領域の連携・協働」
鯨岡峻先生(京都大学名誉教授) 「なぜ『関係発達臨床論』なのか」

よくある質問

Q

医学的な検査や治療行為は含まれますか?

A

医療機関ではありませんので、お薬を処方したり診断をしたりという、医療的な取り扱いは行っておりません。

Q

2つのセンターのどちらに相談をしていいのか分かりません。

A

各センターページに記載している「相談内容」をご参考に、まずはお電話で上記の窓口へご心配の内容をお伝えください。どちらの番号にお電話いただいても、適切な相談室で相談が受けられるようにご対応いたします。必要に応じて医療機関など他機関に紹介する場合もございます。

Q

メールや電話で相談はできますか?

A

ご相談の申し込みは、お電話で受け付けていますが、相談そのものは原則として当センターに来談されての対応となります。

Q

すぐに相談に行きたいのですが、対応してもらえますか?

A

ご相談は予約制となっております。初めて来談される方は、電話で相談のお申し込みをいただいてから、引受可能か検討いたします。初回の面接までは2ヵ月程度お時間をいただきます。

Q

本人は相談にいけないのですが、相談にいってもいいでしょうか?

A

当センターでは、御家族の方や周囲の方からのご相談もお受けしております。

Q

面接担当者について

A

当センターは大学院生の研修機関を兼ねており、面接は大学教員の指導のもとに、臨床心理学を専攻する大学院生も担当いたします。

Q

面接担当者の希望(男性希望、など)はできますか?

A

ご希望としてお聞きいたしますが、必ずしもご希望に沿えない場合があります。

Q

現在医療機関にかかっているけれど、相談をすることは可能ですか?

A

医療機関にかかっておられる場合は、まず主治医の先生にご相談の上、承諾をいただいてからお申し込みください。また、可能であれば、初回面接の際に紹介状をお持ちください。

Q

志學館大学内の同じ建物の中にあるのですか?

A

当センターは、大学正門横の心理棟という建物の中にあります。受付は2階になります。詳しくはお電話でご確認ください。

Q

車で行く場合に駐車場はありますか?

A

建物の横に4台分(うち軽1台・身障者用1台含む)の駐車場がございます。

交通アクセス

JRでお越しの場合

「南鹿児島駅」から徒歩10~15分(「鹿児島中央駅」からJR「南鹿児島駅」まで5分)

市電でお越しの場合

「南鹿児島駅前」電停から徒歩10~15分

バスでお越しの場合

鹿児島交通「志学館前」バス停から徒歩5〜10分

  • ◆15番 東紫原線[西紫原中学校前行き]
  • ◆15-2番 東紫原線[紫原行き]

車でお越しの場合

【カーナビゲーションご利用時の注意】
郡元墓地からの案内ルートは、お車は通行できませんのでご注意ください。

志學館大学、発達支援センターまでのアクセスマップ