2022年08月31日 お知らせ
令和4年8月26日(金)、夏季集中の法学部専門教育科目「地域産業論演習」の一環として、鹿児島市の下鶴隆央市長をお招きし、学生との意見交換会『市長と語る会』を実施しました。
地域産業論演習では、地域の特徴や産業構造、地域開発の基礎理解のうえで、企業・施設等を実際に訪問し、協議を重ねて最終的にはプレゼンテーションを行うことを目標としています。特に今回は、トップと積極的に交流できる貴重な学習機会を次に活かすことが柱の1つとなっています。
今年度は20名の学生が参加し、自治体連携のプログラムについては鹿児島市役所市民協働課のご協力により、様々なまちづくり講義やワークショップ、実地見学を実施しました。
最終回の『市長と語る会』では、それまでに学んだことをもとに、学生5グループから様々な提言・提案がなされ、会の進行や運営も学生が担当しました。 提言等の主な内容は次のとおりです。
これらの提言に対して、下鶴市長は一つ一つ丁寧に感想や施策の説明、新たな提案等をなされました。
さらに、参観の松岡学長からは社会と密接に結びついた教育の可能性と学生への期待のほか、本学・周辺地域の文教地区としての特性についても新たな視点が提示され、和やかな雰囲気で活発な意見交換が行われ、とても有意義な時間となりました。
下鶴市長は、まとめの挨拶で、「鹿児島市の課題に対して様々な観点から主体的に提案していただき感謝している。自分たちの街は自分たちでつくる意識を持ってほしい。皆さんからの提案を少しでも取り入れられるよう検討していきたい。」と述べられました。
なお、本学と鹿児島市は、平成28年11月1日に生涯教育及び地域社会に貢献する人材の育成などに関して、包括連携協定を締結しています。
前の記事鹿児島の産学連携に学ぶ!アカデミック・インターンシップを実施しました 次の記事大学等における「高等教育修学支援新制度」の対象機関として更新されました。