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第7回心理相談センター・発達支援センター合同研修会を開催しました。

2019年12月05日 お知らせ

 今年度も志學館大学心理相談センター・発達支援センター合同研修会を開催いたしました。この研修会は、大学院生の教育や修了生の卒後教育だけでなく、地域貢献も目的として開催されてきたもので、今回で7回目を迎えました。

 参加者の皆様からも「以前から興味のあったテーマだったので勉強になりました」等、ご好評いただきました。今後も質の高い教育の提供及び地域貢献に努めていきたいと考えています。

  • 日時:2019年9月28日(土)10:00~16:00
  • プログラム
10:00~12:00 「睡眠不足とメディア漬けから子どもを守る」
増田クリニック院長/心療内科医   増田 彰則 先生
13:00~14:00 「感情焦点化療法における感情のアセスメントと介入」
志學館大学 講師/臨床心理士  足立 英彦 先生
14:10~15:50 <公開スーパービジョン> ※医師・公認心理師・臨床心理士対象
話題提供者:臨床心理士  新田 孝子 先生
スーパーバイザー:志學館大学 教授/心療内科医・臨床心理士  胸元 孝夫 先生
  • 参加者数:130名
  • 参加した大学院生の感想
  •  増田先生の講演では、幼少期におけるメディアの睡眠に及ぼす影響の大きさについて知ることができました。また、日本では、海外と比べてゲーム依存の対策が遅れているように感じました。私たちが目指す公認心理師や臨床心理士が、ゲームに依存している方や家族をどのようにサポートできるのかについて考えるきっかけとなる講演でした。
     足立先生の講演では、感情を切り口とした心理的支援である感情焦点化療法について学ぶことができ、クライエントとの信頼関係や健康度に合わせて実施していくことの重要性を学びました。
     公開スーパービジョンでは、クライエントの特性や住んでいる地域性を踏まえ、家族や本人など様々な支援の切り口がある中で、どうしてその支援を選んだのかをセラピストが理解し、言葉で説明できることが必要だと改めて感じました。また、他職種との連携における心理師の役割や臨床現場の現実を感じました。

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