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第3回志學館大学文学シンポジウムを開催しました

2016年12月21日 お知らせ

12月10日(土)、映画『きいろいゾウ』の監督、廣木隆一氏をお迎えして第3回志學館大学文学シンポジウム、「映像と原作の異同 廣木隆一監督と語る」を開催しました。
参加した学生やご参加いただいた市民の皆様から原作と映像との関係、配役、映像としての描き方などの質問が引きも切らず出され、参加者(70名)が一体となり、まさに白熱したシンポジウムが繰り広げられました。

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シンポジウムに参加した学生は次のように感想を述べています

■心理臨床学科1年 赤崎正和
 廣木隆一監督の作品については『オオカミ少女と黒王子』や『ストロボ・エッジ』を観ました。どちらも『きいろいゾウ』とは全く雰囲気が異なる映画なので、同じ監督の作品と聞いて驚きました。ですが、人と人との関係性を重視した映画を作っているという点で共通していたように感じます。私は小さい頃から映画が好きで、休日は映画館によく足を運んでいます。映画監督を迎え、映画について気楽に語り合える、このような機会を得られたことは「日常」であり、「奇跡」であると感じた一日でした。

■心理臨床学科1年 船蔵めぐみ
 著名な映画監督を迎えてのシンポジウムへの参加は、初めての経験でした。人に感動を、また人生に影響を与えるような作品を作っている映画監督の話を聞く機会はなかなか無いため、貴重な経験をしたと思っています。監督のお話から撮影時の裏話などを知ることができたので、それを踏まえて、改めて映画『きいろいゾウ』を観たいと思っています。

■心理臨床学科1年 白濱紗世
 シンポジウムという機会でなければ聞くことができない話をたくさん聞くことができて、面白かったです。演技指導の話や映画監督になろうと思った時の話などが印象に残っています。また、話以上に印象に残っているのは、廣木監督の人柄です。親しみやすく面白い方でした。お話を通して、監督が自由に生きているように感じ、よいなあと思いました。

■心理臨床学科2年 薗田慶治
 このようなシンポジウムに参加するのは初めてでした。シンポジウムについて堅苦しいイメージをもっていましたが、気軽に質問したり笑いが起きたりして、イメージが変わりました。シンポジウムを通して、廣木隆一監督が何を重視して映画作りをしているかなどを聞くことができ、監督が自分とは異なる視点から物事をとらえ、考えていることに驚きました。参考にしたいと思いました。加えて、監督のこれまでの生き方についてのお話から、自分の好きなことに取り組んでいくことが大切なのだと感じました。

■心理臨床学科2年 三浦琴乃
 テレビ等を通して観る、しかも著名な映画監督に、作品について直接質問できるという大変貴重な機会を無料で設けていただけたことは本当にありがたく、私の学生生活においてかけがえのない経験になったと思っています。大学に入学してから、積極的に映画をみるようにしています。映画制作の裏側について聞くことが出来、映画を観るうえでの新たな視角を得たような気がしています。『きいろいゾウ』では食事シーンについての話が興味深く、今後そうしたところに着目して映画を観てみようと思っています。

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