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『学問へのステップ』レポートコンクール2012

2013年04月07日 在学生の方へ

最優秀賞

山口 知己(法学部法律学科)
「裁判員制度について」

優秀賞

西 眞梨菜(人間関係学部心理臨床学科)
「裁判員制度について」
蔵満 百佳(人間関係学部心理臨床学科)
「早期英語教育は必要か」
満塩 裕志(人間関係学部人間文化学科)
「すべての小学校で英語を必修化すべきか」

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4月5日(金)新入生オリエンテーションの席上で表彰式がおこなわれました。清水昭雄学長から最優秀賞の山口さん以下4人に賞状と賞品が授与され、入賞者は新入生や指導教員、審査委員の先生方から盛んな拍手をもらいました。

コンクール総評(宮野 直也 FD推進委員長・人間関係学部教授)

受賞者の皆様おめでとうございます。
 今回のコンクールに参加した25作品から選ばれた受賞作品は、何れも問題の適確な整理と筋の通った論述が評価されました。
今後は、学問へのステップで訓練した、根拠を挙げて筋の通った説明をする、というスキルを更に向上させてください。根拠の有無、筋が通っているか否か、を見分けるスキルは、情報を評価して整理する能力や自ら問題を発見する能力とも直結します。
本コンクールも回数を重ねるにつれて応募作品の平均水準は向上して来ています。しかし、常に問題はあります。今回特に注意を促したいことは、未だにレポートの形式に沿っていないものが出ているということです。実用文書の形式とは、ただの飾りではなく、ある種の規格です。それに従うことによって、その文書に必要な要件を充足し、読者にとって読み取りやすいように提示することができるのです。 

最優秀賞:山口 知己「裁判員制度について」

審査委員評(清水 昭雄 学長)

 平凡なテーマであるが、裁判員制度の趣旨、現状、問題点、改善点が、明確によく書けている。法律上の用語の正確な使用が印象的である。文章表現も注や参考文献等の挙げ方も正確で、大学1年生の文章とは思えない出来映えである。裁判員の守秘義務違反の規定についても、曖昧で罪刑法定主義に反するという鋭い批判が投げかけられ、また改善案も短いスペースで的確に述べられている。法学部の学生のみならず、本学の学生が書くべきレポートのよいお手本と言えるだろう。

優秀賞:西 眞梨菜「裁判員制度について」

審査委員評(長瀬 二三男 法学部長・教授) 

 わが国の裁判員制度の概要と運用状況、国際比較がンパクトにまとめられ、そのメリットとデメリットが手際よく整理されている。裁判員制度の改善案として、裁判員の精神的な負担を未然に防ぐため、裁判員の前についたてを置くことや、具体的に守秘義務のある事項を説明することなどが提示され、裁判員制度自体を廃止すべきではないという主張も明確である。表・グラフの使い方も適切であるが、文体が不統一である点が惜しまれる。

優秀賞:蔵満 百佳「早期英語教育は必要か」

審査委員評(石井 佳世 人間関係学部講師)

 小学校における英語教育についてその導入に反対の立場から改善策を提案したレポートである。早期英語教育のメリット及びデメリットが整理して述べられ、改善策を具体的に提案している点が評価できる。付け加えるならば、早期英語教育の必要性についてさらに検討をした上で論を展開すると、より説得力の増す文章になると考えられる。

優秀賞:満塩 裕志「すべての小学校で英語を必修化すべきか」

審査委員評(畑井 清隆 法学部准教授)

 小学校における英語の必修化について、現状分析に基づいて必修化の前提条件を提示し、それが充たされていない現状では反対するという論理展開がわかりやすく表現されている。また、著者の主張を根拠づけるものとして図が効果的に使用されている。第5節においては英語学習を中学校から開始する場合の問題点とはなにかを明確にしたうえで論述すると、著者の主張はより説得力のあるものとなるはずである。

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