2013年07月02日 受験生の方へ
![]() |
新盛 朋樹(枕崎高等学校出身) |
志學館大学自然環境保護クラブ(SSC)の初代部長、法学部法律学科4年新盛朋樹さんにSSC設立に至るまでの経緯をインタビューした。
知り合いのご年配の方から「今の若者ときたら…」、この考え方を覆すために何かをやろうと思った。でも具体的にどう行動で示せばいいのか悩んだ末、「そうだ!掃除だ!老若男女にかかわらずきれいになれば心も豊かになる。今の若者も捨てたものではないことを証明しよう。友人を誘ってまずは大学内から始めよう!」とSSC設立を思い立ったそうだ。
当初の部員数は7名、地道な活動が実を結び、部員数も少しずつ増えてきた。体を張って清掃作業を続けた結果であるが新たな悩みもでてきた。部員数が増えることはうれしいが、規模が拡大することでサークルをまとめる難しさを経験することになった。「せっかく志をひとつにした仲間、繋がりを大切にするためにも日頃から声をかけた。これで少しは『今の若者』を見直してくれたらなぁ」と笑って話してくれた。
SSC設立から3年、部員数も78人と大きなサークルに成長した。部長も後輩にバトンタッチし、今は就職活動にも力を入れている。「SSC設立、仲間とのコミュニケーション、楽しいことも辛いことも経験した。このバイタリティーを活かして社会人になっても前向きに行動したい。夢は鹿児島を活性させること」と締めくくってくれた。
(取材:Real Voice 平田 淳、前川 綾女)
前の記事「2013年度 第13回 学校臨床セミナー」のご案内 次の記事南日本リビング新聞社「かごしま子ども夢大学」事業への協力・協賛について