今井 健太郎 (イマイ ケンタロウ)

  • 所属 : 法学部
  • 職名 : 准教授

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就任年月 2020年4月
学歴(大学卒以降) 2008年 國學院大學法学部法律学科卒業
2010年 早稲田大学大学院社会科学研究科政策科学論専攻(比較憲法論)修士課程修了
2016年 早稲田大学大学院社会科学研究科政策科学論専攻(比較憲法論)博士後期課程単位取得満期退学
学位 修士(学術)(早稲田大学)
職歴(研究歴) 2015年4月 都留文科大学文学部社会学科非常勤講師
2015年4月 大東文化大学法学研究所非常勤講師
2017年4月 國學院大學法学部非常勤講師
2018年4月 白鴎大学法政策研究所研究補助員
2019年4月 早稲田大学社会科学総合学術院先端社会科学研究所 招聘研究員
2020年4月 志學館大学法学部講師
2024年4月 志學館大学 法学部 准教授
授業科目 【学部科目】
憲法Ⅰ、 憲法Ⅱ、 日本国憲法、 公法入門、 法哲学、 法思想史、 人権論、総合教養講座Ⅱ、 学問へのステップⅠ、 学問へのステップⅡ、 専門演習ⅠA、 専門演習ⅠB、 専門演習ⅡA、 専門演習ⅡB、 博物館実習Ⅱ
所属学会 全国憲法研究会、憲法理論研究会
専門分野 (1)憲法学
(2)比較憲法学
(3)アメリカ憲法研究
研究テーマ (1)緊急事態下における司法的人権救済の可能性
(2)アメリカ連邦最高裁判所裁判官の憲法思想
(3)平等保障をめぐる違憲審査手法の再検討
研究業績(著書) 『教職課程のための憲法入門 第3版』(共著)弘文堂、2024年
『障害のある人が出会う人権問題』(共著)成文堂、2023年
『映画で学ぶ憲法Ⅱ』(共著)法律文化社、2021年
『ファーストステップ教養講座 ケースで学ぶ憲法ナビ 第2版』(共著)みらい、2021年
『判例キーポイント憲法』(共編)成文堂、2020年
『アメリカの憲法訴訟手続』(共著)成文堂、2020年
『平等権と社会的排除』(共著)成文堂、2017年
『憲法理論叢書24 対話的憲法理論の展開』(共著)敬文堂、2016年
研究業績 (論文) 「Korematsu判決における実体と2つの憲法観――法実証主義者ブラックと市民的自由至上主義者マーフィー――」社学研論集(早稲田大学大学院社会科学研究科)第29号42頁、2017年
「対テロ戦争における手続的デュー・プロセスの承認とその展開の基盤――Hamdi v. Rumsfeld判決が示したもの――(査読付)」ソシオサイエンス(早稲田大学大学院社会科学研究科)第21号109頁、2015年
「アメリカ軍事委員会審理における手続的デュー・プロセスのミニマム保障――Ex Parte Quirin判決における裁判所へのアクセス――(査読付)」ソシオサイエンス(早稲田大学大学院社会科学研究科)第20号115頁、2014年
「人身保護請求管轄権剥奪問題における手続的デュー・プロセスの保障――Boumediene v. Bush判決を中心に――」社学研論集(早稲田大学大学院社会科学研究科)第20号215頁、2012年
研究業績(その他) 「書評: 阿部純子『「プロセス」による自由の追求 「プライバシー」をめぐる裁判所の憲法解釈の正当性』(敬文堂、2019年)」 憲法理論研究会編『憲法理論叢書28 憲法学のさらなる開拓』(敬文堂、2020年)、251頁
「著書紹介: 市民社会の活動家による憲法価値の実現(David Cole, ENGINES OF LIBERTY, Basic Books, 2016)」アメリカ法2017-2、243頁
特記事項 憲法は、私たちが日々当たり前に感じているものを守ってくれています。差別は許されない(法の下の平等)、好きなことを考えられる(思想・良心の自由)、言いたいことを言える(表現の自由)。そんなものは当たり前だといって素通りせずに、一度立ち止まって、よく考えてみませんか。憲法が定める基本的人権は、時に私たちを簡単に答えの出ない難問に直面させることがあります。そのような「正解のない難題」に、ぜひ正面からぶつかってきてみてください。この難題に挑む覚悟と面白さを、少しでも、講義では伝えられたらと思います。
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