志學館ブログ

プロバスケ「熊本ヴォルターズ」湯之上聡社長との対面が実現!ゼミ合宿

2018年09月12日 志學館ブログ

 私たちキャリア教育ゼミ3年生は、8月24日(金)・25日(土)に熊本で合宿を行い(インターン中のメンバーは参加できず残念)、熊本を拠点とするプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」の運営会社、熊本バスケットボール株式会社代表取締役社長の湯之上聡さんと交流させて頂き、プレ・シーズン・ゲームも観戦した。昨年はゼミの先輩方が、廃校を活用した「阿蘇市波野高原やすらぎ交流館」にお世話になって被災地の子供達と遊ぶプログラムを企画し、施設運営や被災時の役割、復興支援についても学んだが、私たちも引き続き隣県で、被災という危機を克服し、地域に活力を与えているプロスポーツの役割について、体感しながら学ぶことができた。また、合間の時間には熊本城や水前寺公園などにも足を運び、観光と被災についても考えさせられた。

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 会場に着いて最初に驚いたのが、試合の始まる約2時間前から沢山の方が入り口付近で列を作って並んでいた事だ。それも熊本ヴォルターズのカラー、赤色の格好をした方が大勢いて、また体育館の前では、スタッフだけでなくボランティア等の方々が少しでもチームの資金になればとグッズを売っていた。今回は練習試合だったが、駆け付けて応援やエネルギーをくれるファンの意識の高さにとても感銘を受けた。

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 それに応えるかのように、選手の方々も全力で覇気のあるプレーを見せてくださった。私自身プロ・バスケの試合を生で見ることが初めてで、こんなにも会場全体が1つになって地元チームを熱狂的に応援している中で、緊張感と迫力のある試合が観られたことは、とても楽しく貴重な体験となった。
 そして、私たちも負けずに、地元・鹿児島のプロスポーツにもっと関心を向けたいと思った。楽しい時も苦しい時も、いざという時に地域社会を盛り立てる存在であることを痛感したからだ。
 いつか地元のバスケチーム「鹿児島レブナイズ」と熊本ヴォルターズが対戦してほしい。また、プロサッカークラブ「鹿児島ユナイテッドFC」の試合運営補助をしたメンバーもいたので、生観戦でしかわからないパワーやサポーターの力、種目が違ってもやはりそれぞれのスポーツが持つ面白さを今回、再確認できた。

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 湯之上社長との交流では、熊本ヴォルターズを作った理由や歴史、目的・目標などを伺った。私は最初、中学校の教師をされていたのになぜプロのチームを作ろうと思ったのか、並大抵のことではないので、それが疑問だった。湯之上社長は、次のように話してくださった。

-----教師をしていた時、子供が夢や目標を持っていない、持てない、そう思わせてしまう教育に疑問を感じていた。そして27歳の時にバスケの勉強をしないかとアメリカに誘われ、日本とは全く違う指導の在り方を知った。こんな環境があれば子供たちは夢を持ち憧れを抱き、熊本が喜んで感動し、次世代に繋がり、さらに良い環境が生まれるのではと思い、ゼロから熊本ヴォルターズを作った。-----

 

 湯之上社長が掲げている3つの目的はここから来ている。「子供たちの夢」、「熊本に感動」、「人と人の繋がり」である。そして、熊本地震によって練習拠点の益城町総合体育館が使えなくなり、また収入も途絶え、一時チームの存続が危ぶまれた時、それでもまた復活できたのは、選手たち一人一人に『こんな時だからこそ』という思いが強く、何かしてあげたいという気持ちがあったからとおっしゃっていた。そこに湯之上社長の目的、目標も相まって、選手・ファン一同、前に進めたのではないかと思う。

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 私が湯之上社長の話を聞いて一番印象に残っているのは、「人との出会いに感謝」という言葉だ。こうやって今があるのは、支えてくれる人がいるからであり、当たり前に出来ていることも、すべて誰かのおかげである、と。

 私は今回、改めて感謝することの大切さを学ぶことができた。それに、震災で想像できないほど辛い中での、そこから前に進む勇気や強さも知ることができた。

 私も、当たり前のことをもっと大事にし、感謝を忘れず、つまり原点を忘れないよう、これからの大学生活や就職活動をさらに頑張っていこうと思う。この合宿で親睦をさらに深められた、ゼミ生仲間との出会いにも感謝だ。

(法学部法ビジネス学科3年 楠原 遼)

 

■熊本ヴォルターズ 公式サイト
https://www.volters.jp/

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