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学長の独り言

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平成31年1月1日(火)
新しい年が明けて、志學館大学に奉職して4年目に入りました。今年は、本学の40周年にもあたります。記念式典といった華やかなものになるだろう行事のほかにも、次の時代に繋げていく施設や設備の整備といった地道な事業の計画も進めています。すべて、記念事業としてスケジュールに従って確実にこなしていかなければならない仕事ばかりです。今年一年の活動に思いを馳せると、気持ちの引き締まる元旦になりました。午後になって、田んぼに出てみたら、穏やかな陽気の中で紅梅がもう花を咲かせていました。この木のこの枝は、毎年早く花を咲かせます。新春。

平成30年12月17日(月)
フィリピン大学のMary Francyne君から、推薦状を書いて欲しいというメールが来ました。今年の春に大学を卒業して、日本のALT(外国語指導助手)に応募したいので推薦状を書いて欲しいとのこと。彼女は、本学とフィリピン大学の間で一昨年から始まった、学生交流の第一期生の一人として志學館大学で約一月を過ごした心理学専攻の学生。本学にいた時も、剣道部の活動に体験参加するなど、いろんなことに興味を持っていたのが印象に残っています。推薦状は90%の褒め言葉と10%のただし書き(留保)で書くのが基本だけれど、つい100%褒め言葉の推薦状になってしまいました。久しぶりの英文推薦状書きで調子が狂ったのではなく、彼女に対する好印象が理由。うまく合格することを願いたい。ごく小規模な学生交流だけれど、こうして目に見える結果に繋がってきていることに嬉しくなりました。

平成30年10月27日(土)
所用で仙台に行く機会があり、東北新幹線に乗った。車窓から眺めていたら、宮城に入るあたりから、まだまだ稲刈りの本格的な季節ではないのが印象的でした。やっとごく一部が刈られ始めている程度。東北地方の田植えは連休の頃のはず。鹿児島の普通作の田植えは6月中旬。約1ヶ月半早い。稲刈りは、多くの方が2週間前に終えていたので、約半月早い。足せば2ヶ月の差です。こちらでは、夏の初めに田植えをして、お盆から数日後に出穂、早い人なら10月上旬にはもう稲刈りです。印象では、米はあっと言う間の短期勝負の作物です。それに比べると、寒いところの方は大変ですね。雪が解けてからの荒起こしから考えると、春夏秋ずっと米を作っているみたいなものです。米作りの苦労に関わる民話等がたくさん残っているのも理解できる。

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平成30年10月14日(日)
田んぼがすっかり黄金色に染まりました。今年は台風も来なかったし、雑草も少なくて、稲は綺麗に実りました。田んぼの水も落としたし、稲刈り機の整備も終えました。稲刈りは来週。準備は万端。こうしてコメを作っていると、昔の人たちが秋祭りをしたくなった気持ちがよくわかります。稲刈りが終われば、暖かい鹿児島にも秋がやってきます。

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平成30年9月29日(土)
朝出勤しようと玄関を出たら、いい香りが漂っていた。庭に植えたキンモクセイの花の季節がやってきました。若いころ、カトマンズのパゴダを訪れた時、参道に植えられたキンモクセイからの香りに包まれてお参りしたのを思い出します。案内係のラマ教の御坊様が、「オスマンテスのパゴダと言われているんですよ。」と話してくれた。オスマンタスは木犀属の学名。綺麗な音なので、すぐに覚えてしまった。それ以来、私の頭の中ではキンモクセイではなく、オスマンテスと呼んでいる。

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平成30年8月27日(月)
フィリピン大学ビサヤス校のババラン学長の学長就任式があった。ババラン新学長が就任スピーチの中で4人に名前入りの謝意を語った、その中に私を入れてくれていた。彼の御母上と奥様のほかは、彼の研究を長年手伝ってくれてきたというギマラス島の漁家と私の2人で、大いに名誉なことで嬉しかった。また、式典参加の前に、彼が、「これをかけて出席してくれ。」と言って、フィリピン大学卒業者の徽章である綬を肩からかけてくれたことも嬉しかった。祝賀会では、来賓スピーチまでやらせてくれて、綬を付けたままで登壇したところ、"You are now a UP block"と会場から野次が飛んで、これも嬉しかった。写真で、私が迷った末に着ていったバロン・タガログというフィリピンでの正装。肩からかけているのが、フィリピン大学卒業徽章の綬。

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平成30年8月8日(水)
独り言を暫く書いていなかったが、嬉しいことがあって是非書きたくなった。協力関係にあるフィリピン大学ビサヤス校のババラン学長から、学長就任式の招待が来た。ババラン学長は、私が前職で博士研究を指導し学位を取得した人物で、教師としてこんなに嬉しいことはない。ちょうど、本学の学生が海外研修でビサヤス校を訪問することになっていて、その帯同と日程のタイミングも合っているので、参加してきたいと思う。写真は招待状。ドレスコードにあるacademic formalは欧米の大学が使うガウンのことで、持っていない(PNG大学のものなら持っているけれど出身大学ではない)。どうしようと悩むのは、パーティの服装に悩むご婦人と同じ。ババラン学長は、私の前職の退職の時にも、わざわざフィリピンでの退職記念パーティを主催してくれた。いつまでも大切に思ってくれていることにも、本当に嬉しく思う。

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平成29年4月7日(金)
鹿児島銀行と本学ほか鹿児島大学、鹿児島国際大学、鹿児島女子短期大学など計8校の高等教育機関と包括連携協定の締結式があった。産学金の連携という。金は金融業界のこと。産官学高とか最近はさまざまな連携枠組みが提唱されている。産学金という場合には、一般にイノベーションの産業化のために資金調達が強調される。しかし、私は産業界の中でおそらく金融界が一番強いネットワーク機能に注目したい。鹿児島では、大学入学時と卒業時の二度、若者の県外流出がある。金融界には、そのネットワークを利用して、鹿児島県の若年層の空洞化を食い止める要になって頂きたいと思う。

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平成29年4月6日(木)
今日は入学式だった。昨年の同じ日に、この独り言に2番目の記事を書いてから、個人的には2度目の志學館大学入学式。式辞はできるだけ昨年のを見ないようにして書いた(見れば同じようなものになってしまう)。あとで、昨年のと照らし合わせると、ほぼ同じ部分もあるし、力点が微妙に変わっているところもある。この歳になると1年くらいではそうそう考えは変わらないが、社会的な重要性や話題性の変化を反映しているのだと思う。それだけ、社会の変化のスピードが上がっているということなのだろうと改めて思った。

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平成29年4月4日(火)
昨日福岡で、パプアニューギニア国(PNG)のドゥサバ大使を囲む会があって参加してきた。写真は、懇親会でのショット。大使の隣が、JICAのPNG事務所初代所長だった平川さん。その隣が、先年まで青年海外協力隊事務局長だった武下さん。昔、PNGの首都ポートモレスビーで平川さんが所長だった頃、武下さんが協力隊調整員で、私は学位取り立てのPNG大学若手講師だった(ただ一人の日本人PNG国家公務員だったのが誇り)。いくつになっても、当時の序列のままで並ぶところが面白い。一生の友人て、そういうものなんだろうなと思う。

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平成29年4月1日(土)
志學館大学に奉職して1年が過ぎた。昨日確定した入学手続き者は323名。定員310名に対してほぼぴったりの選抜結果だった。9月8日に始まった長い入試シーズンがこれで一段落です。田んぼの畦ではワラビが出始めました。梅の枝にも葉蕾が出てきています。いよいよ春。新しい1年の始まりです。

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平成29年3月19日(日)
今日は卒業式だった。正直に言うと、先週あたりから学長式辞を書いていたら、だんだんと緊張してきていた。式の手順は大学によって違うし、もちろん学長として式辞を読むのは初めて。反省点はあるものの、大過なくできたと思う。昨年の4月1日に、この独り言を書き始めてから、1年が経ったということを本当に実感した。午後の懇親会から飲み始めていい加減酔っぱらって帰って来たけれど、一人でまた乾杯。いろんなことがあった1年だった。

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平成29年2月27日(月)
キャンパスにヒイラギの木の生け垣がある。ヒイラギと言えば、葉にとげがある木の代表格だけれど、中に丸い葉っぱがあるのが以前から気になっていた。先日ある植物関係の本を読んでいたら、樹齢を経ると丸い葉っぱが出てくるのだと出ていた。樹齢30年とか60年くらいで出るとある。だけど、この生け垣は本学がこの地に移転して来てから植えられたように見える。以前からある生垣なのか、古い職員に聞いてみたけれど、よくわからない。以前この地にあった鹿女短の卒業生なら分かるかな。

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平成29年1月27日(金)
今回のパプアニューギニア出張は、水産庁系の公益法人である海外漁業協力財団が行った国際技術協力の現地評価。日本の定置網技術を技術移転するというプロジェクト。今日は、先方の漁業公社(日本の水産庁にほぼ相当する組織)との会議だった。何と公社の総裁は、昔の同僚。その隣に座っていた局長は、昔教えた学生だった。みんな偉くなった。いい写真がなかったので、昔彼らと撮った写真を添付。右から二人目が総裁、左の方で後ろを向いているのが局長の若き日。真ん中のよかにせが私。まだ30代だった。卒業実習から帰ってきたところ、ポートモレスビーの船着き場で。

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平成29年1月23日(月)
パプアニューギニアに来ている。ほぼ30歳代の10年間ここの大学で教えていたところで懐かしい。こちらの航空会社であるエアニウギニの機内で、"Smoking and chowing beetle-nuts are strictly prohibited aboard ..."と聞いた時には、ああこういう言い方をしたんだと記憶が蘇った。"Smoking is strictly prohibited ..."というのは世界のスタンダードだけれど、このアナウンスが流れるのはここだけだろう。Beetle-nutとは檳榔樹の実のこと。貝を焼いて作った灰等と一緒にかむと口中が真っ赤になる。これをかむのはニューギニアの伝統文化の一つ。

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平成29年1月11日(水)
鹿児島中小企業家同友会と大学とで意見交換会を行った。地元産業界から、求められ人材についての意見をお聞きし、大学のカリキュラムや教育法に反映させ、社会に役立つ人材を育成しようということで、初めて行ったもの。グループ討論では、「社員にキャリアデザインをさせる企業が生き残れる。」といった意見を聴いて、進んでいるんだなあと感心した。同会からは、図書の寄贈、授業への講師派遣、模擬面接会の開催など、日ごろからお世話になっている。あらためてお礼を申し上げたい。

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平成29年1月2日(月)
久しぶりに田んぼに行ってみたら、畦傍の紅梅のつぼみが色づいていた。紅梅は白梅に比べてつぼみがほころぶのが早いけれど、正月三が日の間というのは初めてではないかと思う。先月中ごろに冷え込んだあと、この暖かさでつぼみが急にふくらんだのかもしれない。梅は、開花が早い年は実の成りが悪い。今年もそうなるのかな。昨年は放ったらかしだったけれど、今年は少し面倒を見てやろうと思う。

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平成28年12月28日(水)
ベトナムに来ています。中部のビンディン省にあるクィニョン大学、クァンチュン大学とカインホア省のニャチャン大学を訪問し、教育・学術面での今後の連携について話し合った。ベトナム中部はここ一月ほどの長雨で洪水の被害にあったのは、ニュースでも知られているところ。半世紀に一度の被害だったそうです。機会があったので、ビンディン省人民員会にお見舞いの寄付をしてきました。写真は寄付の贈呈式の様子。向かって左から二人目が日越友好協会の加藤さん、隣が鹿児島大学の安樂先生。右端がビンディン省前副知事のハさん。贈呈式の様子はテレビのニュースにもなり、志學館大学からの寄付としっかり伝えてくれていました。

平成28年12月21日(水)
今日は大学でセンター試験の説明会があった。センター試験の試験場責任者を務めるのはこれで9回目だけれど、ビデオに続いてトラブル時のロールプレイまで含めた懇切な説明会は初めて。志學館大学ではいつもやっていると聞いて、二度びっくり。入試の時にはいつも「ノーミスを」と言っているが、これだけ周到な準備をしておけば、まずは大丈夫だろうと思う。志學館大学のこの生真面目さはどこからくるのだろう。

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平成28年12月20日(火)
大学から、イプシロンロケットの打ち上げをみました。写真は、鹿児島市街と桜島の南裾の上を上昇中のもの。発射後10秒くらいかな。この後、ロケットの炎はオリオン座のベルトと並びました。感動的だった。実はイプシロンロケットには少し思い入れがあります。イプシロンの開発中に、JAXAの委員会の委員をやったことがあります。内之浦のそばの都井岬から佐多岬にかけては、北米や日本の太平洋岸から大隅海峡を抜けて東シナ海、南シナ海に向かう船が集まってくる船舶交通の輻輳海域です。ロケットの発射にもしものことがあった時に、飛行経路の下に船がいないようにするにはどうすればいいか検討したものです。キャンパスからは種子島からの打ち上げも綺麗に見えるそうです。志學館はロケット打ち上げ見学にも最高です。

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平成28年12月17日(土)
今日は初霜でした。最近は仕事に関する独り言が多かったけれど、久しぶりに季節の話題です。とは言え、入試のために休日出勤する途中で、自分の田んぼの写真を撮ったもの。一面真っ白で季節を感じました。例年、この季節の霜で、夏の作物でかろうじて生き残っていた作物が一斉に萎れて、年の農作業のサイクルが終わります。田んぼに水を載せたときと共に、季節の移り変わりをもっとも強く感じる一日です。今年の夏は田んぼ仕事をほとんどできなかったので、荒れたままの田んぼですが、来年はまた米を作ろう。左上に写り込んでいるのは朝日です。

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平成28年12月3日(土)
ラグビーの九州リーグ一部・二部入れ替え戦の応援で、熊本まで行ってきました。対戦相手は熊本大学。29対27で、ロスタイムに入ってからの劇的な逆転勝利。スクールバス一杯の教職員、学生、ご父兄で臨んだ応援団は、勝利の歓喜に酔いしれました。一部二部合わせると大規模な国立大学がひしめく中での一部リーグ昇格は、立派なものだと思う。学生諸君と指導者である甲斐監督を称えたいと思います。私も、この4月1日以降で最良の日だと思う。帰って一人で祝杯。

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平成28年11月27日(日)
鹿児島アリーナで、九州インカレ剣道大会があった。当番大学の代表として挨拶したり選手宣誓を受けたりと、今まであまりやったことのない仕事で少し緊張した。志學館大学は、男女ともにベストエイトまで。最後の優勝・入賞表彰までやったけれど、志學館大学の名前を読むことができなかったのはちょっと悔しかった。学生諸君の来年に向けた奮起を期待しよう。

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平成28年11月20日(日)
昨日からの大学祭「銀杏祭」が終わった。私にとっては、学生ばかりでなく教職員も含めて大学構成員みんなで行う大学祭は、非常に新鮮だった。沖縄・奄美後援会の皆さんが提供してくれた沖縄そばと鶏飯、学生諸君が企画したナンドッグは二日とも食べてしまいました。模擬裁判はよかったです。志學館らしいまじめな企画。「鹿児島の未来への提言グランプリ」の表彰式もあったので、私もちょっぴりは貢献できたということかな。東串良町と指宿市からの野菜の産地直売会も、第一次産業系学問出身の私には嬉しかった。きもつき農協のみなさん、ありがとうございました。アレンジしてくれたF脇先生、ありがとう。なんといっても、少しのチャンスも逃さず入試相談コーナーを張っていた原先生には脱帽です。

平成28年11月1日(火)
鹿児島市と包括連携協定に調印しました。私は、志學館大学は地域と共に歩む大学というのが生きる道だと思っている。地域(鹿児島県を中心とした南九州)が求める人材を育成する。そのために、地域と連携しながら、地域のニーズをくみ上げると共に、地域の活動に学生を参画させることで、社会性と地域意識の高い卒業生を世に送り出していく。先日の指宿市との連携協定と霧島市との関係も含めて順調にいけば、鹿児島県の中心に南北に翼を広げた鶴翼の陣ができあがる。ちょっと大げさかな。

平成28年10月31日(月)
霧島市を表敬訪問し、前田終止市長にお会いしてきました。本学が元隼人町にあった関係で、霧島市とは長いお付き合いだという。私は直接には経験していないので、みなさんに協力実績を申し出て貰ってまとめたところ、本当に地域連携・貢献と言うにふさわしい事例が一杯です。これまでは市の教育委員会との連携だったというので、市との連携に昇格できないかと話し合ってきました。この機会を利用して、元の志學館大学隼人キャンパスを訪ねてみました。きれいなキャンパスだったのだろうな。女子大時代の卒業生のみなさんのためにも、何かできないものかとの想いを抱いたところです。

平成28年10月21日(金)
鹿児島中小企業家同友会の会合に出席しました。入会を認めて貰ったということで、オリエンテーションがあったもの。参加して驚きました。まじめ。これまで経済界組織の会合というのは、決まりきった議案書があってそれをしゃんしゃんで決議するものだと思ってきたけれど、グループ討論の研修まであったのには本当にびっくりした。本学は、学生向けの本の寄贈を受けたり、模擬面接訓練をして貰ったり、インターンを多数受け入れて貰ったり、お世話になっているけれど、改めて長いお付き合いをして頂きたい組織だと感じた。

平成28年9月8日(木)
AO入試(AO+AO入試)がありました。私にとって志學館大学での初めての入試です。今年は受験者が37名でした。入試制度が変わっていて比べにくいけれど、比較可能なAOで見ると直近過去3年間は、9、10、7名の受験者で、今年の10名は確実に過去の実績を確保している。右肩上がりの志學館の現れだと思いたい...。これから来年3月22日の後期日程まで、私学にとって長丁場の入試シーズンの始まりです。

平成28年9月3日(土)
大学後援会の支部総会で宮崎に行ってきました。先週の熊本支部に続いて2度目です。志學館大学の後援会は、現役学生の父母の会だと聞いていましたが、御子息女が卒業したあとも、御父兄同士の繋がりは続いている場合が多いそうです。学生に手厚い志學館大学に驚き続けてきた半年ですが、御父兄にも手厚く対応しているのにまた驚きでした。今回は台風10号が接近する中での移動。台風はやや東シナ海寄りのコースをとっているけれど、震災の被害が残っている熊本に向かわなければいいなと願うばかりです。

平成28年9月2日(金)
前回のモルディブからの国際研修に続いて、また5名の国際研修員がやって来ました。ガーナ、インドネシア、マイクロネシア、モーリシャス、タンザニア。暫くは毎週金曜日に志學館大学に通ってきます。スポンサーは海外漁業協力財団(OFCF)という水産庁系の財団法人です。残念なのは、夏休み中で学生があまりいないこと。今月末に学生が戻ってきて、ちょっと毛色の変わった人たちがいるなということで、声をかけてみたら結局英語での会話になってしまったというようなことになればいいと思う。これが、私が提唱する「キャンパスのグローバル化」です。

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平成28年8月31日(水)
指宿市との包括連携協定の調印式が、指宿市役所でありました。指宿市は、観光、農業、水産業が盛んな、鹿児島県の縮図のような町だと理解しています。学生が、そんな指宿市での地域おこしの様々な活動に参加していくことを通して、地域社会とのかかわりについての心を育ててくれればと思う。若い人たちのために、さまざまな体験の機会を用意するのが大学の役目というのが、私の持論です。調印式には、鹿児島女子短期大学の幾留学長も見届け人として参加してくれました。志學館学園の大学・短大合わせてこの事業を推進していければと思います。この連携を受け入れて下さった、豊留指宿市長、ありがとうございました。

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平成28年8月22日(月)
8月10日に出発した、「海外地域研修」の学生たちが無事帰鹿しました。写真は、帰国学生に同行した近藤先生、平手先生が撮ってくれたもので、研修修了式の写真。修了証を手にして、研修講師のフィリピン大の先生と。学生はメダルのようなものを首にかけていますが、大人になってもこういうちょっと子供っぽい(失礼)ことをするのは、フィリピン文化の一つです。私は好きです。

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平成28年8月15日(月)
今回の訪問の最終日(学生たちは引き続き残って勉強を続けますが)。文理学部で今後の協力について話し合いがありました。今年は学生を4名しか派遣できなかったけれど、来年度は10名以上受け入れてくれることと、そのかわりに志學館大学にフィリピン大学の学生を受け入れることなどが話し合われました。最後に、私には記念講演の機会を与えてくれました。写真の真ん中の私の、向かって左がババラン副学長、右がアニャスコ准教授、更に右の顔だけ出ているのがモンテクラロ准教授。写真は、昨年鹿児島にきた時に教えた院生サンタンデールさん(左から7人目)が送ってくれたもの。

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平成28年8月12日(金)
朝から、フィリピン大ビサヤス校(University of the Philippines Visayas: UPV)で志學館大学学生の海外研修が始まりました。フィリピン大学(UP)はフィリピン大学法という独自の法律に基づいて設立された、フィリピンでは他大学とは別格の名門校です。たくさんの独自のキャンパスを持った独立した大学の集合体である点は、カリフォルニア大学に似ています。そこの文理学部言語センターが教えてくれます。今日はそれに続いて、UPVと志學館大学の間で学術交流協定も調印・締結されました。写真は調印式の様子。私の頭の後ろに隠れているのは、'MOU Signing between UP Visayas and Shigakukan University'です。

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平成28年8月11日(木)
昨日は福岡経由でマニラまで着きました。今朝は一緒にフィリピン大での研修に参加する鹿大水産学部の学生さん15名と合流して、午前中にJICA(国際協力機構)マニラ事務所で、日本のODA(政府開発援助)とそのフィリピンでの活動についてLectureを受けました。そのあと、目的地であるパナイ島イロイロ市まで到着しました。写真はJICAマニラ事務所でのlecture風景です。

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平成28年8月10日(水)
少し体調を崩して休んでしまいました。独り言がなかったわけではないのですが。再開します。今日から、学生のフィリピン大学での研修に出発します。これは、「海外地域研修」という今年から新しく始まった科目です。写真は鹿児島中央駅を出発するところ。わたし個人としてはフィリピン大との交流は約20年になりますが(私は今もフィリピン大visiting教授です)、駅まで見送りを受けたのは初めてです。ん、これは私じゃなくて学生さんの送り出しでしょう。学生に手厚い志學館大学の面目躍如たるところです。現地レポートを送るつもりです。

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平成28年5月1日(日)
5月に入って、レンゲが満開を過ぎて黒い種ができてきました(写真の中央手前)。種はこのあと田んぼに鋤き込まれて水の中で過ごし、秋になって稲刈りの前に田んぼから水を落とすと発芽してきます。レンゲの種は不思議です。レンゲ自身は水のないところに生えるのに、種が生き残るのは水の中。畦にはあまり生えないので、種は水の中で過ごすのに適しているのかも。いや、乾いたところに落ちた種は鳥などに食べられてしまうだけなのかもしれない。こう考えると、レンゲは田んぼの水の中という捕食者のほぼいないところで出番を待つという水遁の術を身に付けた植物なのかもしれない。レンゲの花が終わると、鹿児島の農家には初夏がやってきます。

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平成28年4月30日(土)
この季節、田んぼの近くでフキ、ワラビ、タケノコという山菜の定番が同時に採れます。農作業のあとにちょっと摘めば、野菜を買う必要はありません。昔、中国の隠者がワラビとゼンマイを食べ続けて餓死したという話しがあるけれど、食品栄養表で調べたところ、タケノコのエネルギー、たんぱく質はキャベツ・白菜類以上、ワラビがほぼ同等。みんな茹でてあく抜きをして食べるものなので、栄養はあまりないんだろうなと思っていたけれど意外でした。それにしても食品栄養表が文科省所管だというのは知らなかった。厚労省かどこかだと思っていた。

平成28年4月29日(金)
志學館学園の学園長である志賀壽子先生が、春の叙勲で旭日小綬章を受章されました。学園長、おめでとうございます。

平成28年4月22日(金)
県内大手の銀行の頭取さんにお会いしたところ、「うちにはたくさん志學館の卒業生が勤めているけれど、能力は確実に良くなっていますよ。」と言っていただいた。お世辞を言うような方とはお見受けしなかったので、すごくうれしかった。志學館に勤め始めてまだひと月もたっていないのに、この帰属意識は自分でも不思議です。ん、これは高校野球の応援に似ているかもしれない。私は、血筋は岡山、生まれは神戸で北海道を経てきたけれど、今は鹿児島のチームを応援する。長く住んだパプアニューギニアのセントラル州には愛着があるけれど、高校野球には出ないので応援のしようがない。独り言を書いていると変なことを考える。

平成28年4月18日(月)
熊本で大きな地震があった。14日の地震で大学としてのアクションが必要かなと迷っていたところに、16日未明に鹿児島でも大きな揺れが来た。朝起きて、これが本震と聞いてびっくりした。これまで、余震という言葉は知っていたが、前震、本震という言い方は初めて聞いたように思う。被災者の中に今年の春に入学したであろう大学一年生がいたことは、仕事柄特にいたましく感じる。ご冥福をお祈りします。本学には熊本出身の学生が多い。被災した学生が家族のことを思うのはもちろんだが、被災した仲間を助けてあげたいと考える学生もきっといると思う。家族のこと、友人のことを気遣うそんな心を大切にした対応をしていきたいと考えています。

平成28年4月11日(月)
かもめ幼稚園の入園式に出てきました。自分の子供たちの入園式にも出なかったので、自分の幼稚園入園以来半世紀ぶりです。私が通ったのは小学校の先生が土曜の午後に(当時は土曜は半ドンと言って午前中は勤務、授業でした)、今でいうボランティアでやってくれていた土曜幼稚園というもの。今の幼稚園は設備も整っていて隔世の感があります。今日の式では、子供たちはちゃんと並んでいる子、泣く子、歩き始める子、完全に無視している子など千差万別。幼稚園の先生って大変ですね。それに比べると、大学生はとりあえずは言うことをきいてくれる。

平成28年4月7日(木)
新入生オリエンテーションがありました。是非伝えたかったことがあったのですが、中等部・高等部の入学式があってチャンスがなかったので、ここで書きます(だから今日は独り言ではないです)。新入生のみなさん。大学での4年間をある自分を形成するためのプロジェクトと考えて下さい。プロジェクトとは、ある目的のために、期間・予算・労力のある枠組みの中での達成目標を決めて行う取組み(業務)の群と定義できます。どうですか。予算という点を除けば学生生活はプロジェクトそのものだと思いませんか。「あんたなんになるの」という問いかけは、あそこだけとれば悪くない。難しく言うと、学びの目的の明確化。

平成28年4月7日(木) - 2
自分の生き方でも就きたい職業でもいいですが、こうありたいといった想いがあるでしょう。それが目的です。それを実現するために身に付けなければならない能力を4年間の達成目標だと思って下さい。〇〇に関する知識を持つ、△△の技術を身に付けるといったもので一つではないかもしれません。達成目標ごとに必要な科目や科目群を履修し学んでいくのが個々の取組みです。漫然と面白そうな科目をつまみ食いするのではなく、4年間の達成目標を定めそれに向けて体系的に履修し、必要な知識・技術を確実に修得していくようにする。それが「4年間の学生生活プロジェクト」です。

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平成28年4月6日(水)
今日は入学式でした。入学式には前職で8回も出たけれど、学長として登壇し入学許可や式辞を読むのはもちろん初めて。新入学生の宣誓を受けるのも含めると結構忙しい。自分では気が付かなかったけれど、緊張していたのだと思う。いくつか間違いをやってしまいました。何が間違いだったかは書かない。どこの大学でもそうだけれど、新入生の目は輝いています。この目の輝きに応えてあげなければとの思いを新たにした新人学長でした。

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平成28年4月1日(金)
今日学長に就任した松岡です。「学長の独り言」のページを始めます。大学の中のできごとや四季折々の印象を綴っていきます。前職でも独り言を書いていました。「学部長の独り言」のキーワードですぐに見つかりますので、読んでみて下さい。写真は、今日の辞令交付で襟に付けて頂いた、志學館学園の徽章。なでしこのデザインで、創設者である満田(みつだ)ユイ先生のお言葉に由来するのだそうです。なでしこは学園花といった位置付けのようだけれど、正式の決めがあるのかどうかはまだ知らない。

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